私は43歳の女性で、在宅ワーカーです。現在は、母親と二人暮らしです。

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唐揚げのリクエスト さあ、どうしよう

まだ料理をしはじめたばかりの二十代の頃。私は料理での苦い思い出があります。その頃、私は付き合い始めた彼がいて、得意でもないのに、話の流れで思わず「料理が得意だ」と言ってしまいました。すると、「唐揚げが好きだから、今度のデートの時は作ってきて」と、私の話をすっかり信じた彼に言われてしまいました。

さぁ、ここからが大変です。唐揚げは好きなのですが、作ったことなどないのです。我が家では唐揚げは買うものだと思っていたので、私の母親も同じでした。まさか、唐揚げを家で作ることになろうとは。

唐揚げのレシピが載っている料理本を読みあさりましたが、読めば読むほど難しそうに感じられてきました。ちょうど料理が得意な友達がいたので、彼女に聞けば大丈夫かも、と、わらにもすがる思いで、作り方を聞いてみることにしました。その友達は、簡単な方法でいいならと、唐揚げのレシピを教えてくれました。それは、鰹ダシや醤油にみりんを入れて、鶏肉をつけておくというものでした。

これでなんとか唐揚げが作れそうかもと思い、私は友達に言われた通りに作ってみました。少し焦げてしまったのですが、私はあまり気にもせず、その唐揚げを味見もしないまま、彼とのデートに持って出かけました。

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唐揚げのお披露目のときが

お昼になりました。彼の瞳が輝きました。彼が思いっきり唐揚げを頬張り、「美味しいよ」と言ってくれるのを期待しながら、私は自信たっぷりに唐揚げを出しました。ところが、彼の口から出た言葉は、まさかの「しょっぱい」でした。「え?」慌てました。私も食べてみると、悲しいくらいに塩辛くてとても食べれるものではありませんでした。彼との間にすごく気まずい空気が流れました。

撃沈デートからの復活

私は帰宅してすぐに友達に電話して、どうしてあんなにしょっぱくなったのか聞いてみました。材料も合っているし、どこでミスをしたのか分かりません。「タレに1日漬けておくんだよね」と聞くと、友人が呆れたように、「1日じゃなくて1時間よ」と言うのです。メモを見返すと、私のメモには1日と書いてあるのです。私が聞き間違ったのか、それとも友人が言い間違えたのか。おそらく私が書き間違えたのでしょう。とにかく私は長時間タレに漬け込みすぎた鶏肉を揚げてしまったのです。唐揚げを揚げたときに色が濃かったのも、なるほどそうだったのか、と納得でした。やっぱり、最初に作った時に味見はしておくべきでした。もしも、あの時に味見をしていたら、彼にあんなしょっぱい唐揚げを食べさせる事はなかったのに。後悔しましたが後の祭りでした。

今では、その時の痛い思い出から、唐揚げを揚げる時は、自分でタレを作る時は気持ち薄めに、そして市販のタレを使う時も漬けすぎないようにしています。今では、彼氏は、喜んで唐揚げを食べてくれています。

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