「しまった!また野菜をダメにしちゃった・・・」
「高いお野菜をせっかく買っても、ひとり暮らしなので全部使い切れない・・・」
「セールでたくさん買ったけど、食べきれない・・・」
「また、同じ野菜をもらってしまった・・・」
「急な予定が入って冷蔵庫の野菜が使い切れない・・・」

せっかく買ったのに使い切れずダメになってしまった野菜を冷蔵庫から取り出してポイ。そんな経験はありませんか?値段が高騰している野菜をダメにしたときは本当にがっかりしてしまいます。ここでは、下処理をしないで簡単に美味しく実践できる生野菜の冷凍保存についてご紹介します。

[mokuji]
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下ごしらえなしの「生のまま冷凍」がおすすめなワケ

下ゆでしたり調理したりすら面倒なときは、とりあえずカットして生のま冷凍しておきましょう。生のまま冷凍野菜にしておくと、こんなイイコトがあるのです。

お野菜を使い切れなくダメにしてしまうことないので、食費の節約に
少量ずつ使えるので、お弁当&ひとりごはん&スムージーなどいろんなシーンで便利
栄養価が高い旬のお野菜を長く楽しめる
下ゆでなど面倒な下ごしらえをしなくていいので簡単
凍ったままでも調理できるので調理がラク
自然解凍で食べられる野菜もある
野菜の組織が壊れ水分が抜けるので火のとおりが早く味がしみ込みやすいので時短に
旨味や甘味が凝縮されるので、塩分控えめに
余分な油を吸わないので、カロリーオフでヘルシーに
カサが減るので、野菜をたっぷり食べられる

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お野菜を「生のまま冷凍」したときの栄養価は?

[chat]やんさま、生のまま野菜を冷凍保存するのが便利だってことは分かったけれど、栄養はちゃんと摂れてるの?
冷凍によって栄養が壊れるということはないんだよ。野菜がいたむ原因となる酵素の働きを遅らせることができるので、なんと、冷蔵庫で保存するよりも劣化するスピードが100分の1
新鮮なうちに冷凍するから、栄養価がキープされるのね。
ウィ、マドモアゼル。それどころか、冷凍すると栄養価がアップするお野菜もあるんだよ。きのこはアミノ酸やグアニル酸などの成分が増えるし、トマトは旨味成分のグルタミン酸がアップ。それから、にんじん、玉ねぎ、かぼちゃは甘味が増しておいしくなるよ。
[/chat]

冷凍保存必須アイテムをそろえて、「生のまま冷凍」にチャレンジしましょう

[chat]冷凍庫内で鮮度を保つポイントはあるの?
野菜を買ったときの袋のままやラップで包むだけでは、冷凍庫の乾燥した空気を通してしまうので、空気が通らない状態で保存するのがポイントだよ。乾燥した空気にふれると、せっかく鮮度のいいお野菜が乾燥したり酸化したり、味が落ちてしまうのよ。
よく空気を抜いて冷凍しましょうって聞くけれど、そういうことだったのね!
ウィ、マドモアゼル。ラップ+冷凍用保存袋または冷凍用保存袋+保存容器の二重にするのが鉄則だよ。[/chat]

キッチンペーパー

洗ったあとは、水気をしっかり拭き取ってから冷凍することがポイント。水気が残っていると、野菜同士がくっついたり霜がついたりします。また、解凍したときに水っぽくなったり、加熱調理では油ハネの原因にもなるので、水洗いしたらキッチンペーパーでしっかり拭き取りましょう。

冷凍用保存袋・フリーザーバック

冷凍用の保存袋を使って乾燥と酸化から守りましょう。保存袋を選ぶポイントは、厚みがあって丈夫であること、機密性のあるダブルジッパー仕様でしっかりロックできるもの、です。保存するときは、なるべく空気に触れないようにぴったりと密封します。平らに詰めて、真ん中を空気口に開けておいて両端を閉じます。袋を丸めながら中の空気を押し出して素早く口を閉めましょう。
冷凍用保存袋を使うと、冷凍庫内で立てて保存できるので整理しやすく、解凍時も流水解凍がしやすい、というメリットも。

冷凍用保存容器

汁物や粒状のものを冷凍するのに便利です。ただし、保存容器内に空間ができてしまう場合は、食材に空気が当たらないようにラップで密着させて「落としラップ」をしましょう。

ラップ

凹凸がある食材の表面をぴったり密着して空気を遮断するために便利です。
でも、ラップだけだと空気が入ってしまいまうので、使う分ずつ小分けして、ラップで密着して包んだら、保存袋にいれて二重にして保存しましょう。

ストロー

中の空気をしっかり抜くための必須アイテム。保存袋の端にストローをさしこんで、ギリギリまで保存袋の口をしめてストローから中の空気を吸い出します。簡単真空パックのできあがり。

「生のまま冷凍」ビギナーさんにおすすめのお野菜

葉菜類

キャベツ
使い勝手がいいお野菜の代表選手。煮物、炒め物、味噌汁など。業務用冷凍庫に丸ごと冷凍している飲食店もあるそうです。8等分にして芯ごとラップ+保存袋または4等分して芯をおとしてざく切りにして保存袋に。大量に保存しないといけないときは、ひと手間かけてせん切りして塩もみしてカサを減らして保存しましょう。スープにしたり、ザワークラウトにしたり、便利ですよ。
白菜
かさばって冷蔵庫の野菜室を占拠してしまう白菜。食べない分は、3cmほどのざく切りにして保存袋に入れて冷凍。水分が多いので、加熱するとすぐに柔らかくなります。

果菜類

トマト
丸ごと冷凍するだけ。凍らせてしまえば皮まで丸ごと食べられます。また、皮をむきたいときも解凍時にするり。湯むきの手間もいりません。加熱すると、あっという間に煮崩れるのでトマトソースもあっという間に完成です。ジュースに、ガスパチョに、マリネに、シャーベットに。
ピーマン
解凍後の食感も生とほとんど変わりません。生で冷凍するとピーマン特有の苦味がやわらいぎます。苦味のもとになる下手や種を取り除いて四つ切りにして冷凍用保存袋にいれると使いやすいですよ。
パプリカ
ヘタと種を取り除いて細切りにして保存袋に入れて冷凍します。
オクラ
生で冷凍すれば、茹でなくても食べられます。

根菜類

タマネギ
薄切りにして冷凍するだけ。火が通りやすくなるから、加熱するとあっという間にとろとろあめ色に。

きのこ類

冷凍すると旨味成分グアニル酸が大幅アップ。石づきをとって保存袋に入れて凍らせるだけ。

生のままより、ひと手間かけて冷凍したほうがおいしいお野菜

ほうれん草
アクが強いので、下ゆで茹して水にさらしてからの冷凍をおすすめします。下ゆでして冷凍することによって、きれいな緑色のままおいしさを保つことができます。さっとゆがいたら流水にとって水気をしぼります。食べやすい量に小分けラップしてから、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
きゅうり
水分が多いので、塩もみしてしっかり水気をしぼって冷凍した方がおいしいです。塩もみしないで冷凍する場合は、種をスプーンで取り除いてから斜め切りにして冷凍すれば、余分な水分や青臭さを減らして食感よく保存できます。
にんじん
厚みがある切り方をすると食感が悪くなりくさみが強くなるので、すりおろしがおすすめ。フードプロセッサーですりおろしてピューレにすると生よりも甘味がでておいしくなります。
だいこん
厚みがある切り方をすると食感が悪くなります。いちょう切りかすりおろしがおすすめ。豚汁、けんちん汁、みぞれ鍋用にストックしておきましょう。

冷凍したお野菜は、こうやって食べる

冷凍野菜は、一気に加熱料理がおすすめです。凍った状態から調理したほうがドリップが少なくてすむので水っぽくならずおいしく仕上がります。かたまりのまま鍋に入れて加熱すれば、自然に溶けてほぐれてきます。
冷凍した野菜を切るときは、ピーマンやパプリカなど厚みのない野菜の場合は1〜2分置いてから、トマトやなすなどかたまりの野菜や厚みのある野菜の場合は4〜5分程度置くと、半生状態になり包丁が入りやすくなります。ただし冬はもうすこし時間がかかります。

【知っておくと便利】自然解凍でおいしく食べられるお野菜

調味料をかけて自然解凍するだけで、おいしくたべられるお野菜もあります。
キャベツ
さっとゆがいたおひたしのような食感に。
パプリカ
お弁当の彩りに即戦力です。醤油とだし汁を温めた鍋に入れるだけでおひたしの完成。
かぼちゃ
保存袋にドレッシングまたはピクルス液を入れるだけ。マリネやピクルスの出来上がり。

いいことづくしの冷凍野菜ですが、いったん、冷凍野菜を解凍するとたくさん水分が出てきます。ビニール袋の底に水分がたまった状態で再冷凍すると、最初の冷凍とは全く違う状態になってしまいます。再冷凍はおすすめできません。

まとめ

せっかく買ったのに使い切れない野菜はカットして生のま冷凍する。
冷凍すると栄養価や旨味がアップする野菜もある。
冷凍保存した野菜の鮮度は、いかに空気にふれないようにするかがポイント。
ほうれん草、きゅうり、にんじん、ダイコンは、生のままよりひと手間かけておいしく保存。
野菜の解凍は、火にかけて一気に調理がおすすめ。
自然解凍でもおいしくたべられる野菜もある。
いちど解凍した冷凍野菜は再冷凍しない。
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