
2018年の冬至は12月22日。
いちねんで最も日が短くなる日です。
冬至のイベントといえば柚子湯。
柚子を買って冬至の準備スタンバイ。
でも、その前に買い忘れているものはありませんか。
冬至は「なんきん」「レンコン」など「ん」が2つ付く野菜で吉運をつかもう


「冬至七福菜」って聞いたことあるかな?
冬至といえば柚子だけではないでござるよ。




来る年を健やかに迎えようや〜
なんきん(かぼちゃ)
冬至に食べると風邪をひかない、と言われる代表選手。
収穫したての夏ではなく、秋から冬にかけてでんぷんの糖化がすすんだかぼちゃはそれだけで優しい甘さのおやつになります。
かぼちゃの黄色はカロテン由来。
カロテンには、抗酸化作用があるうえ、粘膜や皮膚の抵抗力を強くし感染症予防する効果があります。
そのほか、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、亜鉛などが含まれており、冷え性や肩こりにも効果的です。
かぼちゃに含まれるでんぷんのおかげで、かぼちゃのビタミンCは熱に強く風邪予防にぴったりです。
かぼちゃの種は乾煎りして。
栄養たっぷりのヘルシーおやつでパワーアップしましょう。
れんこん
ビタミンB1、ビタミンCを多く含んでいます。
レンコンの粘り気となるムチンは、糖とタンパク質が結合したもの。
胃や腸の粘膜を保護し、消化や吸収を高める働きがあります。
新鮮なものほど糸をひきます。
また、胃の働きを正常に保つタンニンも含まれています。
薬膳では体をあたためる野菜と言われています。
秋から冬にかけては、でんぷんの糖化がすすみ、レンコンがおいしさがアップする季節です。
にんじん
赤色はリコピン、オレンジはカロテン由来。
ビタミンA、葉酸、カリウムがたっぷりです。
αカロテンとβカロテンを多く含むにんじんは、ガン予防やボケ防止に効果的。
βカロテンは、タンパク質と油との相性がばっちりです。
にんじんのペクチンには便を柔らかくする効果も。
皮の近くに栄養があり中央にいくほど繊維のみになるので、できれば皮はむかず丸ごと頂きましょう。
きんかん
皮ごと食べられる柑橘類。
他の柑橘類はミカン族。
きんかんだけはキンカン族。
ビタミンCが豊富。
10個も食べれば1日に必要なビタミンCの半量に。
エネルギーや代謝アップのビタミンB群が多く、皮には抗酸化作用も。
種は苦味があるので取り除いて。
きんとん(さつまいも)
さつまいもに含まれるビタミンCは加熱に強く、美肌効果あり。
また、アントシアニンがたっぷりのさつまいもの皮は高血圧予防、眼病予防にも効果的。
また、高血圧予防や老廃物排出、さらにはストレス軽減にも効果的といわれるカリウムも含まれているので、皮ごと頂きましょう。
丸ごと調理で旨味も逃しません。
ぎんなん
いんげん
疲労回復、美肌効果のある「ゆず湯」冬至にまつわるベジフル
ゆず
風呂に入れて入浴すると、血行がよくなり、肌荒れ、ひび、あかぎれに効果的。
疲労回復の効果もあります。そして美白効果もあるとか。




まとめ
- 冬至には「ん」がふたつつく野菜を食べるとよいとされている。
- 冬至七福菜は、なんきん、れんこん、にんじん、きんかん、きんとん、ぎんなん、いんげん。
- 柚子湯は、冬至だけでなく冬の間入り続けることで、健康に過ごせるだけでなく美肌効果も。