16歳の時の思い出です。その当時、同棲を始めたばかりで、彼氏にどうしても手作りのご飯を食べさせてあげたいなと思うようになりました。彼氏に『何が食べたい?』と聞いたところ『ハンバーグ!!』と即答だったので、作ることにしました。

でも、ここで問題が……

実は当時の私はまだ、料理なんてしたことがなく…インスタントラーメンを作る程度。とても料理とは言えません。急いで調べたり本を買ったりもしましたが、当時は今のようにスマホがない時代だったので、自分で調べるにも限度がありました。本屋さんに行き、ハンバーグが載っている料理本のなかで一番美味しそうで分かりやすそうわかりやすそうな本を探してみました。そのハンバーグのレシピどおりに料理をしながら彼氏の帰りを待つことにしました。

作業している時は『あ、何だ。思ったより簡単じゃん!』なんて楽しく調理していました。が、最後の焼く時になり問題が起きました。一体何が悪かったのか。どんどん崩れて、まるで『そぼろ』のようになってしまったのです。失敗してもいいように、少し多めに材料の用意をしたのですが、それでも足りない(笑)刻一刻と、彼氏の帰宅時間になり『もうこれ以上作り続けるのは無理!!』と半泣き状態になっている私の横で、ひょっこり彼氏が顔を出しました。

私の顔と作っているものを交互に見ながら『ハンバーグ?』と笑いながら言って、こげこげのぼろぼろのハンバーグ(!?)を夕飯に食べてくれました。何の文句も言わず、ただ『おいしいよ』とだけ言って…。でも、決しておいしいと言えるものでも『料理』と呼べるものでもなかったんです。その時、私の中で『絶対料理上手になって、カレにおいしいご飯を食べさせてあげたい!』とやる気を出すきっかけになりました。

あとで思ったことは、ぶっつけ本番で作って出すのではなく、少し練習してから出せばよかったかな?と思いました。時間ギリギリになったから、あそそこまで切羽詰まったのもあると思いました。一人で作っていたら、失敗してもあんな焦りはしなかっただろうし、また、作り直しもできたと思うし。それからは一人の時間に練習して、きちんとできるようにばってから、彼に作ってあげるようになりました。お金も時間はかかるけど、やっぱり女としておいしいものを作って出したいなと思いました。でも、この失敗をしたおかげで、料理をするようになったので、今ではいろんな料理を自信をもって出せるようになりました。

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