現在34歳の専業主婦です。やさしい夫とかわいい息子の3人家族です。今でこそ、そこそこの料理を必要に応じて作れるようになりましたが、夫と同棲するまでは料理なんて全くしたことがありませんでした。

学生時代、友達の彼氏がひとり暮らしをしていました。それをいい口実に、なにかというと、その部屋が私達の溜まり場になっていました。みんなでDVD見たり、飲んだりしてワイワイ、まるで我が家の様にくつろいで楽しく過ごしてました。そんなある日、たまには料理でも作っておいてあげよう、という話になりました。メニューは私達の食べたいもの。私は金目鯛の煮付けを、友達はハンバーグを、なんともまとまりのないメニューで作ることになりました。早速、友達とスーパーに買い出しに行き、料理にとりかかりました。

私は料理ほぼしたことがないので、友達の指示に従って金目鯛の下ごしらえをしました。鍋に魚とスライスした生姜を入れるだけで、味付けは友達にお任せです。落し蓋をして弱火でコトコト煮つめ始め、ハンバーグに取りかかりました。これも友達の指示に従って、ひたすらこねて成形。フライパンを熱してハンバーグをジューっと焼きはじめました。後は仕上がりを待つだけです。

金目鯛の煮付けの鍋の方の火をそろそろ止めてもいいかなと、中の状態を見ようと落としぶたを取ろうとしたときです。落し蓋が取れないではないですか。なんと、鍋と落し蓋のサイズがギリギリ過ぎたのです。なんとか取ろうとしても、鍋が熱くてはかどりません。友達とワタワタ大騒ぎしてしまいましたが、「ま、冷めたら取れんじゃね?!」と、いうことで、とりあえず火を止めて放置することにしたのですが、その間、今度はハンバーグはコゲコゲに…「ぎゃー!!」と友達とドタバタ…流石にこのまま出すわけにいかないよねと相談したら、たまたまデミグラスソースを発見。シチュードハンバーグにしてしまおうと、別鍋にデミグラスソースを煮立たせコゲコゲバーグをドボン。黒いからコゲが目立たなくなり、なんとかごまかしに成功。取り繕うことができました。しかし、煮物系2種類になるという良くわからないメニューに…金目鯛の煮付けの落し蓋は冷めてもなかなか取れず、結局力任せにねじりながら強引に取るという料理にあるまじき火事場のなんとかを使い、取ることができました。

友達の彼氏は、変なメニューに疑問ももたず、焦げたハンバーグも、鍋のカスが入ってるかもしれない金目鯛も美味しかったと言って、文句も言わず食べてくれました。ただ、良い素材買ったので請求金額には文句言われましたが、一件落着。

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